ペルシャ絨毯・ギャッベ

ギャッベとは

イランの遊牧民によって織られているギャッベはペルシャ絨毯の一種で、南ペルシャの伝統が織りなす、高品質の手織り絨毯です。
イランの高原、南西部に位置する南ペルシャの遊牧民族によって織り続けられている手織りの絨毯は、現地の言葉で「毛足が長い絨毯」を意味しています。

イランの遊牧民が羊の毛を刈り取り、手で糸を紡ぎ、自然由来の染料で染め上げます。糸の一本一本を手作業で絡め、現地に伝わるモチーフや、自然、動物などの文様を織り出します。また、ギャッベの織りの技術はユネスコ無形文化遺産に登録されており、丈夫で汚れにくく、手入れが楽であるため、日本国内ではペルシャ絨毯の中でも人気が大変高まっています。

ペルシャ絨毯とは

伝統的にペルシアと呼ばれていた現在のイランで生産され続けている絨毯です。
ペルシア文化、芸術を代表する極めて優れた美術工芸品の一つで、その起源は紀元前の古代ペルシアにまで遡ることができます。
床面の敷物だけでなく、壁飾りやテーブルクロスとしても用いられていました。

• 快適な調湿に調節し一年を通して使用できます一日の気温差が激しい環境で育まれた羊毛は、化学繊維では実現できない優れた調湿効果を持っています。
  夏は涼しく、冬は暖かく。
  夏場の蒸し暑い季節でも通気性も優れているため涼しく、冬はあたたかい室内の温かい空気を逃がさず、保温性が抜群です。
  床暖房や畳の上で使えｍ季節や場所を問わず、一年中敷きっぱなしでも快適にご使用できます。
• 100年以上使える高い耐久性まず素材の丈夫さが挙げられます。土足で使用することを前提にされていることに加え、家族代々引き継いで使うことを想定しているため、耐久性は抜群です。
  遊牧民が、全ての工程を手作業で丹念に作っています。良質なウールを丁寧に織り込まれているので、長く使うほど、味が出てくるので「１００年以上使える絨毯」とも言われています。
• お手入れは「掃除機をかけるだけ」敷きっぱなしで通年ご使用できる絨毯は、掃除・メンテナンスも簡単です。使われている羊毛には、天然の上質な「ラノリン」という羊の油が十分に染み込んでおり、ギャッベの美しい艶となるとともに、汚れがつきにくく、防汚効果・防虫効果があります。
  絨毯の編み込みの密度が高いので、日頃のお手入れも掃除機をかけるだけで十分なほど、丁寧にしっかりと作られています。干す必要はなく、一般的に汚れが気にならなければ、本格的なクリーニングは十年～二十年に1回で十分です。
• 100%自然由来。だから安心。素材は天然ウール100％、染料は全て天然の植物。化学繊維・接着剤・化学塗料は一切使っていません。
  化学染料や繊維を用いて機械で大量生産される市販品と異なり、人の手によって一枚一枚心を込めて制作された絨毯は機能性だけでなく安心の面から見ても高い品質を誇ります。
  お子様やアレルギーをお持ちの方にとっても影響が少なく、安心安全の絨毯です。敏感肌やアレルギーのある方におすすめです。